「文藝 川」執筆者プロフィール

小中 陽太郎(こなか ようたろう)「文藝 川」主幹

1934年、神戸市に生まれる。東京大学仏文卒。NHKを経て著述業(ベ平連呼びかけ人のひとり)。
主な作品に『天誅組始末記』『ぼくは人々に会った-法と人間のはざまに』『小中陽太郎のアメリカン・コラム』 『TVニュース戦争 これがキャスターだ!! 』『ルボ司法試験』『正義は川の流れのように』『青春の夢 風葉と喬太郎』『異文化・非言語・グローバルコミュニケーション』『今こそ平和を実現する』 『ラメール母』『翔べよ源内』(第一回野村胡堂賞)『上海物語 あるいばゾルゲ少年探偵団』などがある。

高橋 克典(たかはし かつのり)「文藝 川」発行世話人

1954年、長野県安曇野市に生まれる。松本歯科大学中退。(財)日本オペラ振興会を経てフリーランスのライターになる。 主な作品に『お月見横丁のトラ』『レストラン藤木へようこそ』『神の名前』『信州 蕎麦と温泉めぐり』『青樓にて 喜多川歌麿「雪月花」異門』などがある。
趣味は、蕎麦屋で独酌と、古道具屋でのそば猪口漁り。

阿部 不明(あべ ふめい)

1953年、東京都に生まれる。駒沢大学文学部卒。編集プロダクション勤務を経て、1980年よりフリーライターになる。
現在は月刊誌「男の隠れ家」を中心に取材執筆活動。主な執筆テーマは、蕎麦、日本酒、鉄道、歴史など。
著書に『江戸職人・粋のわざ』『京都 江戸・職人のわざ』。
趣味は、蕎麦屋で昼酒を飲むこと。

飯島 一次(いいじま かずつぐ)

1953年、大阪に生まれる。大阪芸術大学舞台芸術学科卒。作家。 主な作品に『ふたり鼠』『浮世頭巾』『阿弥陀小僧七変化』『江戸城の御厄介様』『小言又兵衛天下無敵』など時代小説の文庫書下ろしシリーズ多数。 最近は、井伊和継名義でシャーロックホームズの江戸版『目利き芳斎事件帖』シリーズも手掛ける。
日本ペンクラブ、日本推理作家協会、日本映画ペンクラブ、日本歴史時代作家協会、各会員。

井岡 道子(いおか みちこ)

愛媛県出身。グラフィックデザイナー。広告代理店、編集プロダクション勤務を経て独立。
2005年から小説を書き始める。2007年「父のグッド・バイ」で第十五回やまなし文学賞を受賞。
2014年「次ぎの人」で第一回林芙美子文学賞を受賞。
「文藝 川」の表紙デザインも担当。

片山 喜康(かたやま よしやす)

1950年東京浅草に生まれる。獨協大学経済学部卒。玩具店、バー経営後、1990年以降向島にて編集事務所を営むかたわら、随筆、脚本、俳句などを執筆。 著書に『花と俳句の東京散歩』などがある。
趣味は50年来の競馬、美術館、古書店、レコード店、寄席巡り。近年は明治以降の俳人の句を読み漁っている。
俳号は吉哉(よしや)

岸本 一郎(きしもと いちろう)

1953年生まれ。1979年よりニューヨークで暮らし、近年帰国。早稲田大学在学中より芝居を始め現在も続けている。役者。 作品は日本でも上演。街頭一人芝居「付和雷同者たち」(1987年東京新宿、2013年大阪、2014年那覇)。演出作品「Zeitgeist 99」(1991年東京)そして、「カジンスキーin広島」(2018年東京、2021年金沢広島、2022年大阪)

笹原 玉子(ささはら たまこ)

著書に歌集『南風紀行』『われらみんな神話の住人』『偶然、この官能的な』
詩集に『この焼け跡の、ユメの、県(あがた)』
趣味は、読書と散歩。

諸葛 ひかる(しょかつ ひかる)

1960年埼玉県に生まれる。慶應大学文学部卒。同大学で文学修士。
中国の西安と北京に三年滞在し、各地の名勝古蹟をめぐる。教育に携わり、文学に関する学術論文、翻訳、研究発表(蘭州大学、陜西師範大学)などがある。
小説として『赫赫たる胡風-大燕皇帝安禄山秘話』『長安失踪事件』『隋唐英雄伝-秦叔宝がゆく』『玄宗の宦官-高力士の生涯』を執筆。

瀬川 正仁(せがわ まさひと)

1953年東京都に生まれる。早稲田大学文学部卒。ノンフィクションライター。
主な作品に『教育の豊かさ 学校のチカラ』『自死・現場から見える日本の風景』『老いて男はアジアを目指す』『ヌサトゥンガラ島々紀行』などがある。
趣味は、いわゆるガラクタ収集。

滝 洸一郎(たき こういちろう)

1950年福岡県に生まれる。早稲田大学法学部卒。新国劇俳優。在団中にケニアにスワヒリ語留学。劇団解散後、東都よみうり新聞社に入社。編集長。 同時に浅香光代劇団の脚本を二十五年担当。若山富三郎、千葉真一、西城秀樹のTVシナリオ、新国劇の殺陣を継承し、中村梅之助、片岡愛之助、石川さゆり、朝丘雪路らに明治座、御園座、新歌舞伎座等で殺陣をつける。 「ケニア夜間鉄道」で第四回ちよだ文学賞大賞を受賞。日本時代劇研究所所長、日本作家クラブ副理事長。

塚本 靑史(つかもと せいし)

1949年倉敷市生まれ、大阪で育つ。同志社大学文学部卒。印刷会社に勤務しながらイラストレーターとして活動。 1978年と1981年『年鑑日本のイラストレーション』に作品掲載。1989年小説推理新人賞の最終候補となり、1996年『霍去病』で文壇デビュー。 以後、古代中国を舞台とした作品を書き続ける。短歌結社誌「玲瓏」の発行人。 主な小説に『煬帝』(第一回歴史作家クラブ賞作品賞)『サテライト三国志』(第二回野村胡堂文学賞)『わが父、塚本邦雄』『始皇帝』『孫子伝』『悪の皇帝論』『則天武后』『深堀り三国志』などがある。趣味は、読者と一緒に巡る中国取材旅行。

常藤 咲(ときとう さき)

晩年の眉村卓に師事して小説を書き始める。歌人・山科真白(やましなましろ)としても活動。
兵庫県歌人クラブ新人賞受賞、第三十二回玲瓏賞受賞。玲瓏編集委員、短歌人同人Ⅰ、現代歌人集会会員。
歌集に『鏡像』『さらさらと永久(とは)』。
「文藝 川」には、常藤咲で小説、山科真白で短歌やエッセイなどを発表。
趣味は、読書、料理、ガーデニング、back numberの曲を浴室で聴くこと。

中村 裕(なかむら ゆたか)

1953年神奈川県に生まれる。学習院大学フランス文学科卒。アルジェリアで通関業務に従事後、フリー編集者に。
主な作品に『沈黙の向こう側』(編著)小説『蜃気楼』などがある。
趣味は、ぶらり飲歩(インポ)を愉しむこと。

穂高 健一(ほたか けんいち)

1941年広島県に生まれる。中央大学経済学部卒。小説家。
日本ペンクラブ、日本文藝家協会、日本山岳会、日本写真協会会員。
主な作品に『千年杉』(地上文学賞)『潮流』(いさり火文学賞)『海は憎まず』『二十歳の炎』『燃える山脈』『芸州広島藩 神機隊物語』『神峰山』などがある。
文学・エッセイなど、各種講座の講師を務める。

百瀬 みなゑ(ももせ みなえ)

三重県出身。佛教大学文学部卒業。着装講師。
覇王樹賞受賞。作品に歌集『紙のペンダント』『遊動円木』合同歌集『新しき地平』、詩集『犬を連れた少女』、共著『戦争と平和』、介護エッセイ『泣いて笑って腹たてて』などがある。
趣味は、音読、古着リメイク。




渡辺 勉(わたなべ つとむ)「文藝 川」校正編集

1945年福岡県豊前市に生まれる。早稲田大学文学部卒。日本評論社にて雑誌編集・書籍編集に携わる。
46歳のときに平原社を立ち上げ、書籍全般の出版事業の経営を行ってきた。現在は経営からは退いている。
趣味は、本作り。

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